シリンダー(鍵穴)がガタつく・空回りする(玄関ドア)
箱錠とシリンダーが密着していない可能性があります。
下記手順に沿って、ねじの締め直しを行ってください。
※錠、またはサムターンの形状が図と異なることがありますが、取付け方法は変わりません。
【手動仕様の場合】
■上部シリンダー
サムターンのねじA (2本)をプラスドライバーで締め付けて、
シリンダーのガタツキがなくなったことを確認してください。
※防火戸の場合、上下共にセキュリティサムターンとなりますので、下部シリンダーの手順を参照ください。
■下部シリンダー
1.
セキュリティサムターン下部のボタンを押して、 サムターンキーを取り外してください。
2.
サムターン座の切欠きに、マイナスドライバーの先を引っ掛けて、サムターン座を外してください。
3.
ねじB(2本)をプラスドライバーで締め付けて、シリンダーのガタツキがなくなったことを確認してください。
4.
サムターン座の切欠きを、セキュリティサムターンのボタンの向きに合わせてはめ込みます。
5.
ボタンを上に押上げながら、サムターンキーを差込みます。
※錠に鍵を差込み、施錠・解錠ができることを確認してください。
シリンダーを固定しているねじを強く締めすぎると、施錠・解錠が固くなることがあります。
その場合は、ねじの締め付けを調整しながら確認してください。
【電気錠仕様の場合】
■シリンダー(上下共通)
1.
室内側にあるセキュリティ電動サムターンの操作つまみをはずします。
(ボタンを押しながら手前に引っ張ります)
2.
サムターンカバーを外します。
3.
セキュリティ電動サムターン本体のねじを外します。
4.
セキュリティ電動サムターン本体を取付け金具から外します。
5.
コネクターのツメを押し、セキュリティ電動サムターン本体からコネクター(2か所)を外します。
6.
取付け金具のねじを締めつけ、シリンダーのガタツキがなくなったことを確認してください。
7.
1~5の反対の手順で、外した部品の取付を行ってください。
セキュリティ電動サムターン本体を取付け金具にはめ込む際は、軸をラベルの向きにあわせてください。
【防犯建物部品の場合】
防犯建物部品:箱錠にCPラベル
がついています。
1.
箱錠のフロント取付けねじA (2本)をプラスドライバーではずします。
2.
固定ピン(シリンダー側についている2本)を取り外します。
※固定ピンの先端をマイナスドライバー等細いもので引っ掛けて手前に引っ張ると外すことが出来ます。
※固定ピンを外すとシリンダーが落下しますので、シリンダーを持って固定ピンを外してください。
3.
シリンダーの上面シールを上に向けます。
シリンダーの出っ張り(2カ所)を箱錠の角穴に合わせて差込み、固定ピン(2本)で固定します。
※ 固定ピンは頭がケース上面と同じになるまで差込んでください。
※ 固定ピンをスムーズに挿入できない場合は、ハンマー等で軽くたたき込んでください。
その際、ドア本体を傷つけないようにしてください。
※シリンダーのガタツキがなくなったことを確認してください。
4.
箱錠にねじA(2本)でフロントを取付けます。